株式会社EIKOH

強躯体 強躯体

RC造(鉄筋コンクリート造)

RC造(鉄筋コンクリート造)建築は、引っ張りに対する力に強い鉄筋と、圧縮に対する力に強いコンクリートの特色を併せ持った構造の建物です。耐震性・耐久性・耐火性・耐候性・遮音性などは、他の建築物よりもはるかに優れており、災害時の避難場所のほとんどは、RC造(鉄筋コンクリート造)です。
私たちEIKOHは、RC造専門の建築施工業者として、豊富な経験と技術に裏打ちされた、安心・安全にこだわった住まいづくりを進めて参りました。高品質の素材や仕様はもちろん、竣工後に隠れてしまう部分にまで、その確かな精度と技術の高さで皆様の暮らしをしっかりと支えます。

RC造(鉄筋コンクリート造)

RC造(鉄筋コンクリート造)住宅の優れた性能

耐火性

RC造(鉄筋コンクリート造)住宅は、躯体の主要構造部そのものが不燃材料でできた耐火建造物です。その優れた耐火性能で建築基準法の構造区分上、もっとも火災に強いとされる「耐火構造」に分類され、都市部の防火地域にも建築が可能です。
万一の火災や近隣・隣家からの延焼に対しても、他の建築物と比較して燃損リスクがはるかに低く、お客様の大切な生命や財産を守ります。

加熱による素材別の強度の変化

耐震性

世界有数の地震国である日本。世界全体に占める日本の災害発生の割合でみると、マグニチュード6以上の地震回数は世界で発生した地震のうち20.5%が日本で発生しています。(地震情報サイトJISより引用)
私たちEIKOHは、コンクリート建築のエキスパートとして確かな技術と豊富な経験を生かし、優れた耐震性をもたらす現場打ち施工による継ぎ目のない一体構造の「大きな基礎」「柱」「梁」など、安全性にこだわった家づくりを進めてまいりました。
一体化した強固な躯体とRC造(鉄筋コンクリート造)による自重で、他の建築物と比較した際にとても有利になります。

地中(深さ1.2~1.5m)にしっかりと根ざしている。フーチングの幅1.2m以上。どっしりとした頑丈な基礎が建物全体をしっかりと支える。

耐候性・防水性

近年の台風には目を見張るモノがありますが、風土を熟知したEIKOHの技術が高い耐候性・防水性を生み出しました。
他の建築物と比較して、RC造(鉄筋コンクリート造)住宅は自重が大きく一体構造のため強風でもびくともしません。また、当然のことながら木造ではないため、家の大敵であるシロアリに対する心配も無用です。

耐候性・防水性

断熱性

日本の気候は四季を楽しめる反面、暑さと寒さがくり返し訪れます。夏は涼しく、冬は暖かく暮らすことが快適な暮らしの基本と言えるでしょう。
私たちEIKOHのRC造(鉄筋コンクリート造)住宅は、断熱性に優れた省エネ住宅です。
夏は外の暑さを室内に伝えず涼しさを保ち、冬は外の寒さを伝えず暖かさを保つだけでなく、コンクリートと室内の間に断熱材と空気の二重の層を持つため、外と室内の温度差を調整することができます。
断熱性が高く熱容量が大きい(大量の熱を蓄えることができる)屋根や壁で構成された建物は、熱貫流率が少なく(熱の出入りが小さい)外気の影響を受けにくいため、室内の温度を快適に保ち、冷暖房費の節約にもつながります。

断熱性能概念図

遮音性

快適に暮らすために、「音」への配慮は欠かせません。外や他室からの騒音はもちろん、プライバシーを守るためにも音が漏れるのを防がなくてはなりません。
私たちEIKOHのRC造(鉄筋コンクリート造)住宅は、隙間や継ぎ目などからも伝わる細かな音も防ぐ、現場打ちの一体構造です。加えて〈コンクリート+断熱材+空気層〉で音を吸収する厚さ15cmの壁、高音から低音まで吸収する厚い床、音をシャットアウトするペアガラスサッシを採用し、優れた遮音性を発揮します。

遮音性能概念図

構造で選べるラインナップ

EIKOHは、お客様の様々なニーズに対応するため〈ラーメン構造〉という大きな基礎・柱・梁で構造耐力を得る「優渾」、〈壁式構造〉という壁により構造耐力を得る「優渾キューブ」、優渾・優渾キューブをベースに屋根を外断熱化した「優渾eco」、既に完成した設計・デザインをパッケージプランとしてご提供する「優渾R」をラインナップしております。
ご要望により、組み合わせた設計・施工も可能ですので、お客様にとって自由度の高いご提案を提供することができます。
また、いずれも現場で型枠と鉄筋を組みコンクリートを流し込む本格的な現場打工法で施工しておりますので、一般住宅に採用されるPC工法やFRPパネルで規格化された工法に比べて建物が「一体化」するため、耐久性の高い、安心してお住まいいただる住宅を提供しております。

優渾/優渾キューブ/優渾エコ/優渾R

優渾のラーメン構造と壁式構造の違い

ふたつの構造的な特長を簡単にご説明します

◎ラーメン構造
  • 柱と梁で支える構造で、開口部も広く取ることができます
  • 仕切り壁を無くしワンフロアを1室とすることが可能なのです
  • 壁式構造に比べ、後々のリフォームの際の自由度が高いです
  • 柱と梁を外に出すことで外は重厚に、室内はシンプルにできます
◎壁式構造
  • 2×4工法のように壁と床で支える構造で、シンプルな内外観です
  • 柱や梁がないため、狭小地でも敷地を最大限に活用できます
  • 構造上、開口部やリフォーム時に、多少制約があります
ラーメン構造平面/壁式構造平面/ラーメン構造概念図/壁式構造概念図

壁式構造で大空間・大開口を実現するテロワール

独自の壁式構造、テロワールが持つ構造的な特長をご説明します

◎大空間ボイドスラブ工法

ボイドスラブ工法の採用により、梁や柱、余計な壁なしで大開口や大空間を実現でき、将来のニーズ・環境の変化に対して、自由に間取りを変更することが可能となる壁式工法です。
スケルトン・インフィルを実現し、フレキシブルな空間で、3世代の間取り変更に対応することができます。また、建築廃棄物を出さないという環境に対する優しさも兼ね備えています。

◎300mm床スラブとSRS通気外断熱工法

住環境で気になる上下階の騒音は、ボイドスラブ工法の採用による300mmもの厚い床スラブが、階下への床衝撃音を低減します。
また、室内空間を快適に保つ高気密・高断熱性能はSRS通気外断熱工法によりもたらされ、冷暖房などにかかる毎月の光熱費を抑えることができます。

◎SRS地下工法による敷地の有効活用

通気性があり、防音性・断熱性・採光性に優れた「テロワール」は、地下室にも最適です。
平成6年6月に施行された建築基準法に関する規制緩和の住宅地下室容積率不算入制度により、延床面積の3分の1を限度として、地下室の床面積は容積率に算入する必要が無くなりました。
例えば、第一種低層住居専用地域(容積制限、高さ制限がある場合)で容積率80%の地域に50坪の敷地がある場合、2階建て住宅なら「1階20坪」+「2階20坪」で「合計40坪」の建物しか建築することができませんが、地下室付き住宅の場合、「1階20坪」+「2階20坪」「地下室20坪」で「合計60坪」の建物を建築することができます。
下記のような条件場合でも、様々なタイプの地下室で敷地を有効に活用することができますのでお気軽にご相談ください。

  • 敷地が限られ駐車スペースが欲しい
  • 北側斜線や高さ制限等があり3階建てが無理
  • 容積率が厳しく、面積が取れない
  • 多目的に空間を活用したい
  • 変形または、狭小地
18mm以上の空間を確保することにより、通気層内で【上昇気流】が発生します。これにより、断熱材がかびたり傷むことなく、新築時の性能を保持することができます。また、断熱材が水分を含むことによる外壁材の接着力を低下させる恐れもありません。
  • [全地下タイプ]断熱性が高く納戸、ワインセラー等に向いています。[ドライエリアタイプ]地下室に掃きだし窓の設置が可能。庭としても利用可能で居住空間として最適です。
  • [半地下タイプ]地盤面上どの部分からも採光、通風が取れるので様々な用途に適用可能です。[店舗併用タイプ]たとえば敷地100㎡、建蔽率50%・容積率100%の土地の場合、2階+地下で延床面積135㎡まで建築可能です。

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